「記憶とは、いつも次の身体へと浸透していくもので、反芻され、また誰かの元に宿るものだということを憶えています。そこにあるすべてがそこにある状態であるということです。あなたやわたしの身体を葉脈のように這っているのです。伝わっている、ということがすばらしいのです。たくさんの言葉を紡いで結われて、(かえってくる)という感覚がありました。それはいつもそこに浮かび揺らんでいて、手繰り寄せたときにもう既に知っているということを知る時間だったのです。」
家の不具合と未病
LETTER FROM 36°46′35″, 137°5′36″