彼は誰

朝起きてから
知らないままでいること
「わたし」とは世界が自動的に語り創造するので
差異の膨張にも自覚を飛び越えた様相にも指を弾くことができる
誤解は理解への最適な解である
人間に読むその潮流とか
思ってもみない空隙に落ちたときに
なるほど生きているとはこのことかと体験する
「あなたには死んでほしくない」と言う現象に興味をもつ

29/4/2023 一日の流れ

28/4/2023 




日常がそれぞれにあって、或る場所で交差する。そうするとほかの柱が建ち、別の場所の木に陽が差す。
事情は皆抱えているけれど、此処にいて目の前にある。
それだけのことなんだ、と思いました。



18/2/2023 ここにいて良いという火

自分で認識している自分のことは
もしかしたら思っている以上に過去のことだったり
わりと勘違いしているのではないかと思った

「今」感じとったものを「過去」で表現しようとするとたちまち齟齬が生じる
一分一秒細胞は変わっていって、時間は詳細に進んでいて “時代”の感覚は30年、“今”の数字的長さは0.3秒という話をした
(0.3秒と言い切ることは詩的なのだそうだ)
好きな食べ物も、興味のない食べ物も、
把握しているのは実はうんと過去のことだった

それがわかるのは自分の作ってきたものだったり
相手から見た自分のことだったりする
過去で描写されたことだけを今の真実のように思い込ませて
そのまま出力したら違和感が出るのは当たり前だ

でも「状態」だけは今のまま今で感知できる
思考ははやいようでしっかりと遅い、意識と心は、少し遅い

6/12/2022 生き物は苦痛を感じると身を捩る

何ももたない私が在ること。
これが、できるかどうか。
私が「私」を消しても、存在し、受け容れられるか。
我を失くすこと その境地の真実を知ること。
受け止め、抱き、中に入ることができるか。
本当の意味で差し出し、受け容れられるか。
怖いという気持ちを隠さずに、それができるかどうか。
最も試したくて、願っていること。


「私は」と主語が大きくなっているとき、後ろの方で「ああ、私が消失しているな」と思っている。
そういう時の言葉はもう殆どが千切れている。

4/12/2022 私を失くす